リンク切れチェックChromeでやる方法と手順2026
この記事の要点
- ページ単位ならChrome拡張、サイト全体なら巡回型ツールを使い分ける
- 赤色のエラーだけでなく黄色のリダイレクトも放置しない
- 修正はアクセス数の多いページから優先し月数本ずつ進める方法もある
Chromeでリンク切れをチェックするなら、拡張機能を使ってページ内のリンクを自動巡回させ、赤色や記号でエラーを表示させる方法が最も手早い。ページ数が少ないなら拡張機能で十分だが、数百ページを超えるオウンドメディアの場合は専用の巡回ツールと併用するのが現実的な選択になる。
リンク切れチェックをChromeで行う基本の流れ
リンク切れ(デッドリンク)とは、クリックしても404エラーやサーバーエラーが表示され、目的のページにたどり着けない状態のリンクを指す。Chromeでの確認方法は大きく2つに分かれる。
1つは拡張機能(Chrome拡張)を使う方法で、インストール後にページを開くだけでリンクの状態を色分け表示してくれる。もう1つはChrome DevTools(デベロッパーツール)のNetworkタブを使い、ページ内のリクエストを一つずつ確認する方法だ。前者は非エンジニアでも扱いやすく、後者は原因の特定に向いている。
一般的な拡張機能では、リンクを以下のように色分けする仕組みが多い。
- 緑:正常にアクセスできるリンク
- 赤:404など明確なエラーが出ているリンク
- 黄色やグレー:リダイレクトされている、または判定が曖昧なリンク
赤色の件数だけを見て「問題なし」と判断してしまうケースがあるが、黄色(リダイレクト)の放置も検索エンジンのクロール効率を下げる要因になりうるため、合わせて確認したい。
Chrome拡張機能を使ったチェック手順
代表的な手順は次の通りだ。
1. Chromeウェブストアで「broken link checker」などのキーワードで拡張機能を検索する
2. 評価件数とレビュー内容を確認し、更新が止まっていないものを選ぶ
3. 拡張機能をインストールし、チェックしたいページを開く
4. 拡張機能のアイコンをクリックして巡回を開始する
5. 結果が色分け表示されるので、赤色のリンクからクリックして遷移先を確認する
1ページあたりの巡回時間はリンク数によって異なるが、リンクが50本程度のページであればおおよそ数秒〜数十秒で完了することが多い。ただし外部サイトへのリンクが多い場合、相手サーバーの応答が遅いと巡回全体の時間が延びる点は押さえておきたい。
サイト全体を一括でチェックしたい場合の注意点
Chrome拡張機能の多くは「今開いているページ内のリンク」のみを対象とする設計になっている。そのため、サイト全体(数十〜数百ページ)を一度に調べたい場合は、サイトマップを読み込んで全ページを巡回できるタイプのツールを選ぶ必要がある。
ページ数が多いサイトで拡張機能だけに頼ると、チェックしたページ以外にリンク切れが潜んでいても気づけないという失敗につながりやすい。オウンドメディアのように記事数が積み上がっていくメディアでは、月1回など定期的に全ページ巡回型のツールでチェックする運用を組み込んでおくと、見落としを減らせる。
なお、1日に大量のページを一気に巡回すると、サーバー側への負荷が一時的に高まることがある。自社サーバーで運用している場合は、更新記事数と同様にチェック対象のページ数も1日あたり一定数に抑える、時間帯を分けるといった配慮をしておくと安全だ。
リンク切れを放置するとどうなるか
リンク切れを放置すると、読者が目的の情報にたどり着けずに離脱する、サイト内の回遊が途切れる、といった影響が考えられる。また検索エンジンのクローラーもリンクをたどってサイト内を巡回しているため、エラーが多いサイトはクロールの効率が下がる可能性があるとされている。
ただし、リンク切れが1件あるだけで検索順位が大きく下がるとは言い切れない。影響の度合いはサイトの規模やリンク切れの件数、該当ページの重要度によって幅があるため、「リンク切れ=即順位ダウン」と短絡的に考えるのは避けたい。検索エンジンの評価基準に関する公式な情報はGoogle検索セントラルなどで随時更新されているため、最新情報を参照することをおすすめする。
修正の優先順位をどう決めるか
すべてのリンク切れを同時に直そうとすると作業が止まってしまうことがある。優先順位の付け方としては、次のような基準が考えられる。
- アクセス数が多いページ内のリンク切れを優先する
- トップページや主要カテゴリページからたどれるリンクを優先する
- 外部サイトへのリンクより、サイト内リンク(内部リンク)の切れを優先する
記事数が多いメディアでは、1本の記事に3〜5件程度のリンク切れが見つかることも珍しくない。すべてを一度に直すのではなく、アクセスの多いページから順に月数本ずつ修正していく運用でも、継続すれば全体の品質は底上げされていく。
よくある失敗例
リンク切れチェックでよくある失敗として、次のようなケースが挙げられる。
- 拡張機能の結果を鵜呑みにして、リダイレクト(黄色表示)を放置してしまう
- チェックしたページ以外にもリンク切れがあるのに、サイト全体を確認せず「対応済み」としてしまう
- 外部サイトへのリンク先が仕様変更でURLを変えていたのに気づかず、長期間リンク切れのままになっている
外部サイトへのリンクは、リンク先の都合でURLが変わることがあるため、公的機関など信頼性の高いサイトであってもトップページへのリンクにとどめ、定期的に生きているかを確認する運用が安全だ。こうした基本的なリンク管理の考え方は、総務省などが公開するウェブアクセシビリティに関する資料でも触れられている。
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Chromeでリンク切れをチェックする際は、ページ単位なら拡張機能、サイト全体なら巡回型ツールと使い分けるのが現実的だ。チェックして終わりにせず、優先順位をつけて修正まで行う運用を定期的に回すことが、読者の離脱防止とサイト品質の維持につながる。自社での対応が難しい場合は、オウンドメディア運用や記事代行の専門サービスに相談することも選択肢の一つになる。
よくある質問
- Q. Chromeの拡張機能だけでサイト全体のリンク切れを把握できますか
- A. 多くの拡張機能は開いているページ内のリンクのみを対象とするため、サイト全体を把握するにはサイトマップを読み込める巡回型ツールを併用するのが安全です。
- Q. リンク切れがあると検索順位に必ず悪影響がありますか
- A. 件数やページの重要度によって影響の度合いは異なり、必ず順位が下がると断定はできません。最新の評価基準はGoogle検索セントラルなど公式情報を確認してください。
- Q. 外部サイトへのリンクはどのくらいの頻度で確認すべきですか
- A. 明確な基準はありませんが、月1回程度の定期チェックに組み込んでおくと、リンク先のURL変更による切れを早期に発見しやすくなります。



