オウンドメディアのタイトルの付け方と決定手順
この記事の要点
- タイトルは28〜32字程度・句読点1個以内が視認性を保ちやすい
- 西暦を入れるなら今年のみ、去年以前の年号は入れない方が安全
- 同じクラスター内の記事は切り口を分けカニバリを防ぐ必要がある
オウンドメディアのタイトルはこう決める
オウンドメディアのタイトルは「検索キーワードを前方に置き、30字程度に収め、句読点を1個以内に抑える」ことが基本です。これだけで検索結果での視認性とクリック率は大きく変わります。この記事では、タイトルを決める手順、やりがちな失敗例、記事単位とサイト全体のタイトル設計の違いを順に解説します。
結論から述べると、タイトル作成は「手順→注意点→事例」の順に進めると迷いが少なくなります。まず手順を押さえ、次に注意点を確認し、最後によくある失敗から学ぶという流れで読み進めてください。
タイトルを決める5つの手順
手順1 検索キーワードを冒頭付近に置く
検索エンジンもユーザーも、タイトルの前半部分を重視して読みます。狙うキーワードは左から10〜15字以内に収まる位置に置くと、検索結果一覧でも目に留まりやすくなります。文末に置くと表示段階で見切れてしまうケースがあります。
手順2 文字数は28〜32字に収める
スマートフォンの検索結果では、タイトルがおおよそ32〜35字を超えると末尾が「…」で省略されます。全角で28〜32字程度に収めると、PCでもスマホでも大きく欠けずに表示される可能性が高まります。記事の内容次第で多少前後しますが、35字を大きく超える設計は避けたほうが安全です。
手順3 句読点は1個までに抑える
「、」を2個以上使うと一文が長く見え、視認性が落ちます。区切りが必要な場合は「|」や「-」などの記号で代替すると、タイトル全体がすっきりします。
手順4 西暦を入れるかどうかを判断する
年号を入れると「最新情報である」という印象を与えられますが、年が変わった瞬間に古く見えるリスクもあります。入れる場合は今年の年号のみとし、去年以前の年号は書かないほうが無難です。内容が年度によって変わらないテーマなら、そもそも年号を入れない選択肢も検討してください。
手順5 記事ごとの役割を分けてカニバリを防ぐ
同じキーワードクラスターに複数の記事がある場合、タイトルとディスクリプションの訴求が重複していないか確認する作業が欠かせません。例えば「付け方」を扱う記事と「失敗例」を扱う記事では、タイトルの切り口を明確に分けることで、検索結果内で自社記事同士が競合する状態を避けられます。
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キーワードの詰め込みすぎに注意
「オウンドメディア タイトル 付け方 コツ 決め方 SEO」のようにキーワードを羅列すると、読みにくいだけでなく不自然な表現として評価が下がる可能性があります。検索語は1〜2語の中心語に絞り、残りは自然な日本語の文として組み立てる方が読者にも伝わりやすくなります。
誇大表現を避ける
「絶対に上位表示できる」「必ず効果が出る」といった断定的な表現は、検索エンジンのガイドライン上もリスクがあり、読者の信頼も損ないます。効果には個人差があり、業種・競合状況・運用期間によって結果は変動する点を前提にタイトルを設計してください。
「今すぐ」などの煽り語は効果が逆転することもある
緊急性を煽る言葉は一見クリックを誘いやすく感じますが、教育系のコンテンツでは「今すぐ」を削除した結果、クリック後の行動率が改善したという事例もあります。読者が冷静に判断できる落ち着いた表現のほうが、長期的な信頼構築には向いています。
よくある失敗例
失敗例1 タイトルと本文の内容がずれている
タイトルで「付け方を解説」とうたいながら、本文が事例紹介だけで終わっているケースがあります。この場合、検索結果からの流入はあっても、ページの滞在時間が短くなり離脱率が高まる傾向があります。タイトルで約束した内容は、必ず見出しレベルで対応させる必要があります。
失敗例2 サイト名を毎回フルで入れてしまう
「【〇〇株式会社公式】オウンドメディアのタイトルの付け方を徹底解説」のように、サイト名やブランド名を長く入れると、肝心のキーワード部分が後ろに押し出され、表示段階で切れてしまうことがあります。サイト名は省略形や記号で簡潔に添える程度にとどめる方法もあります。
失敗例3 全記事で同じテンプレートを使い回す
「〇〇とは」「〇〇の方法」のようなテンプレートを全記事で使い回すと、検索結果に並んだときにどれも似た印象になり、クリックされにくくなるケースがあります。記事ごとに検索意図が異なる以上、タイトルの切り口も記事ごとに変える工夫が必要です。
記事単位とサイト全体のタイトル設計の違い
個別記事のタイトルは検索キーワードとの一致度を重視しますが、サイト全体のタイトル(titleタグの末尾に付くサイト名など)はブランド認知を目的とすることが多く、役割が異なります。両者を混同してすべての記事に長いサイト名を付けてしまうと、文字数超過による表示崩れの原因になります。運用ルールとして、記事タイトルとサイト名表示のパターンを事前に決めておくと、ライターが変わっても表記のブレを防げます。
まとめ
オウンドメディアのタイトルは、キーワードの位置・文字数・句読点の数という基本ルールを押さえるだけで、検索結果での見え方が大きく改善します。加えて、記事ごとの役割分担やテンプレートの使い回しを避ける工夫も、長期的な集客には欠かせません。制度や広告表現に関わる内容を扱う場合は、最終的な表現の可否について消費者庁などの公式情報もあわせて確認してください。
よくある質問
- Q. オウンドメディアのタイトルは何文字が適切ですか
- A. PCとスマホどちらでも省略されにくい28〜32字程度に収めるのが一般的です。35字を大きく超えると末尾が省略される可能性が高まります。
- Q. タイトルに西暦を入れた方がいいですか
- A. 内容が年度によって変わるテーマであれば今年の年号を入れると有効です。ただし去年以前の年号を残すと古い印象を与えるため注意が必要です。
- Q. キーワードはタイトルのどこに置くべきですか
- A. 検索結果で視認されやすいよう、タイトルの前半10〜15字以内に中心キーワードを置く形が基本とされています。

